今年の熊被害は一昨年以上です。

先日はとうとう我が家の山で人身被害があり、今年春に杉林からいきなり飛び出てきた熊をぶっ叩いた場所に、猟友会が檻を仕掛けました。

人を襲った親子熊がバンされるまで山業は休みです。

人里で悪さをした熊は小熊もバンしないと代々悪さをします。

春に熊と遭遇した時は強い追い風が吹いてたので、あのなんとも焦げ臭いような犬の肉球を1000倍臭くしたような獣臭はせず、熊には私の匂いと雪をガサガサかき分けて歩く音は十分届いてた状況です。

その日は車から距離もあったし、まだ冬眠してるべ！という油断もあり、爆竹は持って行きませんでした。

いきなり出てきた熊に思い切り登鎌を振り回して顎あたりにヒットしたは良いけど、新調したばかりの鋳物の鎌が欠けました。

それで熊は逃げましたが、日頃やらない動作をしたので未だに右の鎖骨あたりが痛いです。

この写真が欠けた登鎌です。

昔から山菜やキノコを採りに行く時は、岩見の爺の教えで必ず右手に登鎌を持ち、左腰に山刀を付けて武装する習慣なので、咄嗟で山刀を抜く余裕がなくても右手で鎌を振り回して命拾いしました。

あれですっ転んでたりしたらニュースに出てましたねー

これは先月の真昼岳登山の写真ですが、だいたい山に入る時はこんな感じで入ってます。

チェンソー使う時はチェンソー用の防護服を着ています。

距離を登る登山なのに履いていたのはスパイク付き地下足袋です。笑

今年は熊が多いと思い、春に熊スプレーも買って右腰に付けています。

尻のあたりには匂いが強い蚊取り線香も付けています。

一昨年の熊の当たり年から、1人で山に入る前は車から降りたら先ず爆竹を鳴らして、チェンソー使わない日は作業中になんとなく獣臭がしたらまた爆竹鳴らしたりして作業してます。

小熊が近くにいれば爆竹も効き目が無いかもしれません。

素手で勝てる獣じゃないので、護身用兼枝打ち用の刃物は使ったら常に研いでいます。

楢館山界隈を縄張りにしてる熊は必ず居る前提で、熊の糞を見つけたらその上から今日はオレも来てるぞ！というマーキング(小)も忘れません。🤭