薪窯ベーカー カボチャ

2024/12/13 14:14


越冬パンはまた追加で焼きました。


冬の沿岸は荒波が打ち寄せる日本海、山沿いは深々と雪が降る秋田在住で演歌が似合う与作のパン屋が焼いたパンです。


まだケーキ屋のキャリアの方が長く、パンも焼き菓子もどうしても完成品の味が良くなる高価な食材を仕入れてしまいます。


今年はバターがガツンと値上がりして、10月と今月でチョコレートが値上がりしました。

来月は、それでなくても高価な比内地鶏の卵がガツンと値上がりします。


昭和40年代の子供の頃は小遣いで買える物は微々たる物で、晩飯までは毎日腹が減って友達と山に食い物を探しに行ったり、面が割れるとチクられて学校の先生にブン殴られるのでわざわざ隣町の畑に行ってスイカ泥棒したりナツメや柿泥棒したり、彼岸と盆にはどうせ蟻に食われるだけの墓にお供えしてるお菓子を和尚さんに見つからないように盗んで食ったりしてました。

お供え物を盗む時はちゃんと墓前で手を合わせていましたが、、、笑


今はメディアが値上げで大騒ぎしてますが、私が子供の頃に比べれば小遣いソコソコ貰える今の子供の方がましです。


特に子供は無ければ無いなりに何か考えて行動するもんです。


友達とバットとグローブ自転車に積んで、あちこちほっつき歩きながら遊んでたのは、大人になってからは良い思い出です。


昔、従業員がいた頃は給料や福利厚生費を出す為に食パンやらシナモンロールやらクロワッサンやらケーキやらいろいろジャンジャン作って売りまくり、売れ残っては捨て販売ロスだけでもそれなりにありました。


要するに労力と現金を、わざわざゴミ箱に捨てていました。


しかし、1人になったらいろんな事が吹っ切れて腹の奥底では「シナモンロールだの食パンだのガタガタうるせぇなぁ馬鹿野郎!」と思い、フランスのマルシェやゴツい石窯のある店で食べた石みたいにゴツいパンが胃もたれしなくて美味くて、「オレも最後は石窯の店をやろう」と、移転前に決心したのを思い出しました。


信念を貫いて売れ残ったらゴミ箱行きのケーキや甘い柔らかいパンをやめて、だいぶお客さんは減りましたが、それ以上に今度は良いお客さんが付いてくれました。


河辺に来てから仲良くなった農家が生産してくれた、特級品の小麦とライ麦でパンを焼きたくて石臼製粉機を導入てから、やっといろんなストレスから解放されました。

もうすぐクリスマスですなぁ。


ホテルのパテシエになってからもう何万台クリスマスケーキやウエディングケーキや誕生日ケーキ作ったか?!

保戸野の頃は一度のクリスマスで400〜500台を徹夜でフラフラになりながら作ってたのが懐かしいです。


だいたいクリスマス明けは疲れて体を壊してました。


キリスト教徒でもないのに身心共にあんな殺伐とした状態で作ったケーキが美味いわけがねぇな!です。


子供の頃からクリスマスはケーキを食べるのが常識でしたが、昔調べたらクリスマスにわざわざケーキ食べるのは日本だけのようです。


これも演出が上手いメディアとSNSと雑誌の洗脳でしょうか?


会った事もない本当に居たかどうかわからない人の誕生日よりも、身近な人の誕生日を大切にしてあげてください。