2023/06/21 17:35
毎年の事ながら、せっせと薪割りしてます。
今割ってる薪は来年の秋以降に窯の燃料になります。
割ったら最低でも1年以上乾燥させます。
定休日は去年新調した24トン薪割り機で節くれだったコナラをジャンジャン割ってます。
これは重量が200キロ以上あるので、小屋からの出し入れに難儀します。
ばか力が無いと取り扱えません。
営業日の夕方は12年前に買った重量60キロの8トン薪割り機で割っています。
春のまだ寒い時期は冬で鈍った身体を叩き起こすための遊びで斧2種類を使い分けて割っています。
ヘッドが重い杵と斧を振り下ろす餅搗きと薪割りは同じ動作なので、ヒザの使い方とインパクトの瞬間の握力が肝心です。
素人が斧でコナラやケヤキなど堅木の広葉樹の薪割りすると大怪我の元です。
最近、店と通販で購入される方で酵母の香りプラス薪の香りがたまらない!と、言ってくれるお客さんがいてくれるので、薪窯で良かった!と、思っています。
私もフランスのアルザス地方で食べた、スモークしてるんじゃね!?って思った、焼き込まれた皮がやたらと香ばしいパンもこんな味でした。
石油、石炭が使われる前はみんなこんな感じだったのか?と、想像しています。
フランスもイタリアも薪窯で焼いてるパン屋は沢山あります。
真夏になると山は汗っかきの私には天敵のアブとヤブ蚊がうるさいので、暫し獣道作りは休んで今月中で薪割りを可能な限り終わらせたいと思ってます。
大学で森林学を学んでいる姪っ子が遊びにきたら、オジチャンが作ってる獣道を歩かせたり、豊臣埋蔵金探ししたり、私の友達である山のいろんな木々を見せてあげたり、チェンソー使わせたり、楔やワイヤーウインチや馬引き鐶などの道具使わせたりと、大学で学べない山遊びをさせて現場で場数を踏ませたいと思ってます。
子供の頃やりたかった事を今、思いっきり山でできてるので曾祖父さんは本当に楽しい遊び場を残してくれました♪
まさかひ孫が山守するとは思いもしなかったでしょう。