薪窯ベーカー カボチャ

2023/01/04 13:19

今年も宜しくお願いいたします。


一昨日、焼き床のひび割れ補修した箇所を徐々に乾燥させています。
焼き床がひび割れしてくると、パンを窯に入れるとき時々焼き床にオーブンピールが引っかかって余計な神経を使います。

明日から下の燃焼室で軽く火を焚いて徐々に補修で大量に使った水分を蒸発させていく段取りです。
いつもは濡らした新聞紙を上に被せただけでしたが、今回はその上にビニールも被せて2日間養生しました。
今回は上手くいくか?否か?
乾かす日にちが足りないから来年も窯に潜るつもりです。

ダメもとで失敗しても自分しか分からないので、とりあえずやって失敗を繰り返してます、、、笑


時代は常に川の流れの様に流れてます。
大雨が降れば濁った濁流、晴れが続けば清らかな清流。
その流れが多くの変化を呼び起こすか?ただ流れるだけか?
川岸と水面下では必ず変化があります。
その流れにドンブラコッコ揺られながら何を捨て何を拾うかは自由です。

僕が社会人になって初めて給料を貰った40年前はインターネットという言葉は知りもしませんでした。
今年で同級生は一斉に定年退職か嘱託になる年代のオジサンが、今iPhoneとiPad使ってインターネットに文章と写真を投稿しています。
たまに書斎で読書に飽きるとYouTubeで好きな音楽聴いたり、パソコンで映画鑑賞してます。
若い頃は想像すらできませんでした。

僕がこれからの時代を生きるこの稼業の若者に望むのは、失敗しても良いからどんどん図々しく貪欲に場数を踏む。
真剣に貪欲に図々しく!
僕が若いバブルの頃はヘマこいたら殴られ蹴られ怒鳴られてました。
顔と口では反省しながら、心の底ではギャーギャーピーピーうるせえなあ〜次は大丈夫だ!と思いながらその場を凌いでました。笑
その点今の時代は余裕です。

流行を追わずにもっと幅広く原材料の勉強をすれば流行に惑わされなくなります。

自分の頭で考えたレシピで勝負してみてください。
人様の顔色伺った流行りの物なんか作る必要はありません。
ネットや他店の流行りをパクるのは他人のフンドシで相撲取る様なもんです。
五感を研ぎ澄ませろ!

今の若者達がバリバリやって過去を振り返った時に、彼らもまた輝いてた「我らが時代」を眺めれるようになってくれれば嬉しいですね。