2022/12/19 13:06
今年は枯れ始めた年代物のコナラを専門に伐倒して、山から出しました。
太くてアホみたいに重くて捌くのが大変です。
県内県外あちこち車で走って山を見てると楢枯れが目立ちます。
勿体ないのでせめて我が家の山は伐り出せるコナラは捌いて店の窯の燃料にしてます。
他人の持ち山には許可が無い限りは絶対に手を付けません。
足りない分の丸太は近所の業者から購入してます。
自分で全部賄えれば最高ですね。
完全に枯れる前に伐って切り株を山の神様が腰掛けれる様に面一で仕上げるとまた新たに新芽を出して更新してくるので、30年か40年後はまた誰かが伐れば暖をとれる燃料になります。
コナラは硬い木なので火力は横綱級で窯の燃料としては最高です、家の建材や角館の祭りの山の材にもなります。
山で木樵の与作したり畑を借りてライ麦栽培してパンを焼いてると、よくSDGSとか持続可能とか言われますが、そんな流行り言葉はオレの知ったこっちゃねえです。笑
伐ったコナラが更新してたり、手入れした畑でライ麦が収穫できたり、ただただ面白くてやってるだけです。
山仕事はついでに散策すると山菜やキノコが採れる、畑は足を運んで手入れすれば作物が収穫できる。
私にとっては壁と天井のない入場料無料のお土産付き遊園地です。
オマケに凹凸のある場所で動いてると無駄に足腰が丈夫になります。
自分が興味のある事を徹底的に勉強して現場で実践する、ダメなら他の策を練る。
失敗したって当事者でしか分からないから別に世間体を気にする必要は無いです。
食材を化学的に考えれてキャリア積めばその辺の連中が作れない物を作れるべ!
たまに開業等の相談に来る方にはそう申してます。
山までガソリン使って車で行って、混合ガソリン使うチェンソーであっという間に木を倒し、畑はメインでトラクターで耕してもらい刈り取り、脱穀、籾摺り全て機械で、店ではガソリン使う薪割り機で薪を割り、厨房ではパンを捏ねるミキサー、200Vの石臼製粉機、パイ生地折り込むモルダー、業務用冷蔵庫、細かい最後の仕上げは自分の手でやりますが、大昔は人間がやっていた仕事を今はガソリンやガスや石炭が燃料の機械が全てやってます。
50年後はAI搭載チェンソー着いたロボコップみたいなのが山からを木を伐り出して、田んぼや畑ではAI搭載の全自動機械で人間はボタン押す必要も修理する必要も無く仕事をこなせるようになるのか?
それとももっと進化した何かができるんでしょうね!
8歳のクソガキだった私が、50年後にスマホいじってるなんて想像すらできませんでした。